TOEFL試験日に京大職員が課外活動を弾圧

2020/11/06

調査報道

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 TOEFL試験日に京大職員が課外活動を弾圧

 10月31日に行われた1回生に対するTOEFL-ITP試験の日、吉田南キャンパス総合人間学部棟前広場に京大職員が多数配置され、学生の課外活動への弾圧が行われました。

 根拠となっているのは村中孝史副学長(学生担当理事)が出した「TOEFL ITP試験実施日における課外活動の自粛について」という文書です。試験実施とコロナ対策のために「一切の課外活動」を禁止するという内容です。さらに1回生全員に「帰宅途上、人が密になるような場所は避け、多人数による食事会、イベント等の企画、参加は自粛すること」を求めました。

 当日、職員は課外活動禁止のプラカードを掲げ、特に1回生に豆腐を配っていた有志に「今すぐ持って帰れ」「通知を流している」「理事が言っているから」と言って無理やり解散させようとし、学生側から抗議の声が上がりました。

 そもそも、対面でのTOEFL受験を強制しておきながら、それほど密にならない屋外イベントを弾圧するのは理にかなっていません。京大当局はコロナの前からキャンパスでの学生イベントへの規制を強めています。同学会執行委員会は、今後も学生の自由を一方的に制限する京大当局に抗議していきます。

(調査報道部)



(上写真)有志学生に群がる京大職員

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