学生にキャンパスライフを返せ!! 河原町SOUND DEMO

2021/02/11

ビラ

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学生にキャンパスライフを返せ!! 河原町SOUND DEMO



自粛一辺倒で学費は高いまま
奨学金借金、課外活動制限
学生との交渉拒否!!?

日時: 2月13日(土)14:00発
※ 参加する人は13:30に三条大橋に集合して下さい


 コロナ禍がはじまって約1年、私たち大学生は際限のない「自粛」を強いられてきました。授業はずっとオンラインで、1人自宅で動画を視聴し課題をこなすばかり。さらに新歓が禁止されたばかりかサークル活動そのものも厳しく規制されました。こうして、特に1回生の多くはキャンパスで友達や先輩と交流する機会が奪われて孤立することになりました。

 それなのに国立大で年間54万円、大学によっては100万円以上にもなる高額な学費についてはこれまで通りに満額請求され、負担に耐え切れずにキャンパスに足を踏み入れないまま退学してしまった学生すらいます。

 1年経った今、大学によって状況は様々ですが、サークルなどの課外活動への厳しい規制と、高額な学費の問題はどこも変わりません。そして多くの大学で、こうした状況を変えたいという学生からの切実な訴えはことごとく無視されてきました。神戸大学では、一方的に押し付けられた「ルール」に違反したとされて1年以上の活動停止を命じられた団体もあります。

 「コロナ対策」というのはたんなる口実です。実際、京都大学では学生へのマスクや消毒液の支給も、まともな経済支援もしていません。そして学生の活動をとことん制限する一方で、TOEFLだけは学生をキャンパスに呼びつけて強制受験させる始末です。

 今起きていることは、コロナ禍を利用した大学改革の加速です。もともとコロナ禍以前から課外活動の制限や学費値上げが進められ、学生のキャンパスライフが奪われてきました。学生と大学間の交渉も次々に打ち切られ、京都大学などでは反対する学生に対する停学・退学処分が繰り返されてきました。

 今や文科省は「大学ニューノーマル」の名で大学を「真の経営体」、つまり企業と同じ金儲けの機関に作り替えようとしています。しかし学生は金儲けの道具ではありませんし、大学は経営者の所有物ではありません。大学はみんなのものであり、キャンパスの主人公は学生です。この1年で積もった無念を晴らすため、今年入ってくる新入生に同じ思いをさせないため、「私たちのキャンパスライフを返せ!」と声を上げましょう。

 社会全体で同じ問題が起きています。菅政権は医療の民営化(営利化)を進めて感染症対策を投げ捨てる一方で、わずか数日で改正コロナ特措法を成立させ、規制強化・罰則導入によって個人に責任転嫁しています。アメリカではBLM運動が巻き起こり、コロナ禍でますます浮き彫りになった差別構造を引っくり返す闘いに発展しています。私たち日本の学生も今こそデモに出て、大学・社会を変える闘いに立ち上がりましょう! 市民のみなさんもぜひいっしょに声を上げてください!


主催:京都大学全学学生自治会同学会 執行委員会



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 未定

運営会議(※)
 2月9日(火) 14:00〜
 ※ 参加・見学希望者はDM・メールで連絡をお願いします。

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