河原町SOUND DEMOの呼びかけ(京大生向け)
現在、コロナ禍によって対面授業や施設利用が大幅に制限され、学生の自主的な課外活動までもが一方的な禁止・制限を受けています。多くの学生がキャンパスに通うことすらできないまま、従来通りの高額な学費を搾り取られています。世の中を見れば、課題は多くあるものの小中高校の授業や大学入試が対面で行われ経済活動の再開もはじまっている中で、なぜ大学だけがいつまで経ってもオンラインのままなのでしょうか。それは、コロナ禍以前から大学改革によって課外活動の制限や学費値上げが進み、教育のデジタル化も準備されてきたからです。コロナ対策は口実なのです。
同学会執行委員会は昨年3月に京都大学当局に対して「コロナ11項目要求」を提出し、その後コロナを口実とした規制強化反対や学費無償化を掲げたデモンストレーションを京都市内で続けてきました。そして今回、コロナ禍の「2年目」を迎えるにあたって、改めて奪われ続けてきた学生のキャンパスライフを取り戻そうと訴えて2月13日14時より河原町三条において「キャンパスライフかえせ! STUDENT DEMO」を行います。
現在、京都大学ではいまだ対面授業の割合は1割程度、課外活動も公認・非公認問わず厳しく制限され、学生間の交流をはじめとしたキャンパスライフが奪われています。来年度も同じ状況が続くでしょう。学費の問題についても、京大当局は830名が対象の給付金を一度行ったきりで、まともな対策は行われていません。
神戸大学では当局の押し付けた「ルール」に違反したとされた団体が1年以上の活動停止を命じられた例がありますが、全く他人事ではありません。京都大学当局は2016年度以来、抗議する学生に対する停学・退学などの懲戒処分を繰り返してきました。
全学学生自治会同学会執行委員会は、これらの問題に対して今後学内の意見を集めて京都大学当局に対して厳しく追及し、改善を求めていく予定です。同時に、これらの問題は全国の大学に共通の問題であり、大学改革を進める政治の問題です。街頭で広く訴えて支持を集めるためにも、ぜひ2月13日14時からのデモンストレーションへの参加を呼びかけます。
0 件のコメント:
コメントを投稿